お仕事の紹介をお願いします。
医師の依頼のもとに、レントゲン、CT、MRIなどの撮影を行っています。診断に役立つ正確な画像が提供できるように、毎日工夫を重ねています。また女性泌尿器科でのMRI検査やマンモグラフィ(乳房撮影)など、女性特有な検査は、女性技師が担当するようにしています。
女性技師さんの存在は大きいですね。
女性患者さんの不安な気持ちがわかるので、こまめにお声がけをしています。「女性に担当してもらってよかったわ」と言っていただくことも多く、そんな時はとてもやりがいを感じます。男性の患者さんに対しても、女性技師ならではの細やかな気配りで、検査の不安を減らすように努めています。
この仕事を選んだきっかけは。
父が放射線技師で子供の頃から身近な仕事でした。子供の頃に怪我をしてレントゲン撮影をしました。その時にやさしく声をかけてもらい、自分も患者さんを笑顔にできる放射線技師になろうと思いました。メディカルトピア草加病院に見学に来たときに、職員がみんな笑顔で挨拶しているのをみて、ここに就職したいと思いました。
この春には後輩が2名入ってきました。
教える立場になって、人の成長をサポートする喜びを感じます。放射線技術科は家族みたいにアットホームな雰囲気で、先輩になんでも相談できる職場です。きっと後輩たちも順調に成長してくれると思います。
プライベートの楽しみを教えて下さい。
友人とのカラオケです。バンドをやっていたこともあり、歌や踊りなどで人を喜ばせるのが趣味です(笑)。休みの日は少し遠くまで足を伸ばして、緑の多い自然の中にいるのが好きです。
1年後、10年後の目標は。
まずはマンモグラフィの認定試験に合格することです。もっと撮影技術を向上させて、質の高い画像情報を提供したいと思います。将来は技術面だけでなくメンタル面でも患者さんのお役にたてる技師を目指しています。また技師の仕事の内容や撮影の方法など、放射線についてみなさんにもっと知っていただくような活動を行いたいと思います。
メディカルトピアに新卒で入職して3年目を迎えた海老原さん。新人の頃からハキハキとしっかり者の印象でしたが、今では放射線技師としての仕事だけでなく、さまざまな病院イベントでも中心を担ってくれる頼もしい存在です。後輩たちの良きお手本として、これからも活躍してくれるでしょう。