メディカルトピア ヘルニアセンター
金平(旧亀井)のそけいヘルニア外来は、毎週火曜&金曜の午前(9:00~12:30)と第4土曜の午前(9:00~12:45)です。他の曜日の外科外来でも診察させていただきます。ご予約の上ご来院ください。ご予約の電話番号は 048-928-3112 です。メールでのお問い合わせは です。
外来にて診察と検査を行い、手術の必要性がある場合は、ご相談の上手術日を決定致します。
手術となった場合は、手術前日午後に入院し、早い方で手術の翌日退院されます。不安がある方は術後2日目に退院となります。このように多くの場合、入院期間は2泊3日または3泊4日ですが、調整可能ですので御相談ください。退院してすぐに普段通りの生活が可能となります。
当院で行ったそけいヘルニア手術
のきず腹腔鏡で行うとこんなに
傷が小さい
ヘルニアが突出する部分は腹壁が弱くなっているので、この部分にメッシュというやわらかい網をおなかの内側から当てて治します。手術には何種類かの方法がありますが、当院の特長は選択肢が多いということです。そけい部を4-5cm切開して行う手術方法の他に、内視鏡を用いて小さな穴で行う腹腔鏡下手術があります。腹腔鏡下手術は傷が小さく痛みが少ないので、術後の社会復帰が早いのが特長です。特に当院では最新のreduced port surgeryという手術(従来の手術より細い器具を使用する)を取り入れていますので、さらに美容的に優れた手術も選択していただけます。また、当院の外科医の腹腔鏡下手術合計経験数は3000例を超えます。この経験を生かして治療に当たらせていただきます。患者様お一人おひとりの生活様式や手術歴、病歴により最もよい手術方法を選びましょう。
写真はメディカルトピア草加病院でそけいヘルニアの腹腔鏡手術を行う金平(旧亀井)医師
そけいとは脚の付け根のことで、ヘルニアとは脱腸のことです。腹筋が弱くなったり腹圧が強くなったりすることで、腸が腹壁の弱い部分から飛び出て、足の付け根が膨らんだり、痛みが出たりする病気です。立ち仕事や重たいものを持つ仕事の人に放置すると陥頓(かんとん)と言って飛び出た腸が戻らなくなり強い痛みを生じることがあります。陥頓してしまうと、緊急手術が必要となったり、きずの小さな内視鏡手術では治療できなくなる場合もありますので要注意です。
- そけいヘルニアの腹腔鏡写真
- おなかのなかから臓器や脂肪が
飛び出る穴が見える