婦人科では子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫などで悩んでいる患者さんに対して、低侵襲で負担の少ない内視鏡手術
(腹腔鏡手術および子宮鏡手術)を提供することを心がけています。
患者さんの個々の状態をもとに手術療法のタイミングや待機療法・薬物療法の可能性を含め最良の治療プランを提案いたします。また施設の特徴を生かし、外来~入院~手術~退院までトータルケアが可能です。
当院の内視鏡手術は5000件以上の手術経験に基づき、患者さんの負担を最小限にし、治療に専念していただけるような治療環境を提供できるように努めております。セカンドオピニオンも随時受け付けておりますので、他の医療機関で開腹手術しかできないと言われた方であっても遠慮なくご相談ください。
腹腔鏡手術は、体に数ヶ所小さな穴をあけ、そこからおなかの中にカメラと手術器具を入れ、モニターを見ながら行う手術です。また、子宮鏡手術は膣から子宮の中にカメラと手術器具を入れ、モニターを見ながら行う手術です。これらのカメラを使った手術(内視鏡手術)は「きずが小さく痛みが少ない」、「開腹手術と比較して術後の回復が早い」、「術後の治癒が少ない」、「入院期間が短い」、「もとの生活に早く戻れる」など、患者さまにとってはメリットが大きな手術方法で近年急速に普及しています。しかし、高度な技術を要するうえに使用する機器も多く、医師以外のスタッフにも専門性が求められる手術です。日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医の資格を持つ医師たちをはじめ、麻酔科医、看護師、臨床工学技士などの専門スタッフともに治癒をうけていただけるよう日々研鑽を続けております。
診療はすべて予約制で行っておりますので、受診をご希望の方は事前にお電話にてお申し込みください。
メールによる申し込みは現在休止しております。