内視鏡外科手術システムが装備されている内視鏡外科手術室4室が稼働。
高度で細かい技術が要求される腹腔鏡などの鏡視下手術のために、全4室すべてにフルハイビジョンの高解像度の映像システムが常設されており、手術の機能性と安全を徹底的に追求いたしました。
また、手術室の内装にもこだわり、温かみのある壁紙で手術を受けられる方の不安を和らげるやさしい空間設計にも配慮しております。
MRI検査は、非常に強い磁石と電波を利用して、体の内部の状態を検査する方法です。X線を使わずに検査が行え、薬品を用いずに血管を描出することも可能ですので、検査台に寝ているだけでいろいろな角度から体の断面の写真を撮影することができます。
「地域医療に最高の診断を提供すること」、「患者さんにやさしい検査が可能であること」を目的とし、1.5テスラMRI装置を導入いたしました。診断力が高く、受ける方の身体や精神的な負担がより低い画像診断が可能となりました。
CT検査とはCTの機械の中をくぐりながらX線を使って身体の中の臓器を画像化していく検査です。当院では、瞬時に細かく64断面(スライス)が同時に撮影できる世界最高水準のCTを搭載しております。従来のCT装置と比較し、撮影時間の大幅な短縮が可能となり、最高レベルの検査が行え、さらにX線量を上げることなく精度の高い画像描写が可能なため、検査を受ける方に優しい設計となっています。検査では、胸部・腹部等全身の断層像(輪切り)や立体像(3D)の鮮明な画像が得られます。
DEXAとは、骨密度を測定する方法として最も信頼されている測定器であり、診断基準部位の腰椎、大腿骨、全身骨の測定ができます。現在、骨粗鬆症による骨折は増加しており、大腿骨骨折をした方の約10%は1年以内に死亡し、約30%は日常生活動作能力が低下すると言われています。 DEXA測定法は、どの部位でも精度よく迅速に測定でき、骨密度測定の標準です。2分ほどの短時間・低線量測定により、骨折のリスク、薬物効果の変化を評価することが出来ます。