メディカルトピアの胃がん・胃粘膜下腫瘍手術
金平は、1992年から内視鏡外科手術のスペシャリストとして、5000人以上の手術を執刀しています。信条は、おひとりおひとりの個別状況に応じたきめ細やかな手術の実践です。胃の腹腔鏡下手術では、体内縫合が多用されますが、金平はこの技術の先駆者として、学会でも指導的立場にあります。豊富な経験を生かして、安全な手術を心がけています。どうぞ安心してご来院ください。
個人ホームページ<ELK>で内視鏡手術の情報を詳しく発信しています。是非ご覧ください。
金平の外来は月曜午後・木曜午後・土曜(不定期)午前です。お電話でご予約の上ご来院ください。
電話番号048-928-3112 メールでのお問い合わせはこちらです。info@mtopia.jp
紹介状や検査データをご持参いただき、総合受付にて提出していただければ、スムーズに診療が行えます。
手術の必要性や、術式を検討するために、追加の検査を行わせていただく場合があります。その際はもう一度ご来院いただきます。検査終了後、その日のうちに結果をご報告できます。手術が必要であればその日のうちに手術日程予約と入院申し込みの手続きが行えます。
疾患や術式により入院日数が異なりますが、胃粘膜下腫瘍では術後およそ1週間、胃がんではおよそ2週間の入院が必要です。
遠方の方々のために、スカイプによるご相談も受け付けています。
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金平の外来枠に空きがない場合、お急ぎの方は、外科の谷田・金平(文)・高橋の外来枠で初診受付もできますので、ご相談ください。
メディカルトピアでは胃粘膜下腫瘍の手術を年間60例以上行っています。できる限り健康な胃を残して腫瘍だけを切り取る手術を腹腔鏡を用いて小さなきずで行います。ひとりひとり、腫瘍の場所、大きさ、形が違いますので、状況に応じたオーダーメイド手術を行います。また、単孔式内視鏡手術も行っています。特に噴門部(食道と胃のつなぎめ)にできた粘膜下腫瘍に対しては、胃の内側から腫瘍だけを切りとる胃内手術を100例以上に行い、良い成績を残してきました。胃粘膜下腫瘍に対する手術方法の詳細はこちらをご覧ください。<金平の胃粘膜下腫瘍相談室>
胃癌手術としては、早期胃がんに対する腹腔鏡下胃全摘術や、腹腔鏡下幽門側胃切除術を行っています。当院の手術の特徴は、再建(胃を切り取ったあと食べ物の通り道を作ること)を完全に体内で行っていることです。
これには、きずをさらに小さくできる、良好な視野で吻合ができるなどのメリットが多くありますが、高度な縫合技術を必要とするため、全国的にはまだあまり普及していません。
- 胃粘膜下腫瘍に対する単孔式内視鏡手術 術後のきずの写真
- おへそのきずも
ほとんどわからない。
- 胃がんに対する
胃全摘術後のきずの写真 - 5か所の孔で行い、
完全に体内で再建するので、
腹壁の破壊は最小限に抑えられる
胃がんは、表面の粘膜に限局して育っていることもあります。このように根っこの浅い胃がんは、胃カメラで剥ぎ取ることもできます。当院の消化器内科、吉田医師はこのような胃カメラによる切除方法(ESD)のエキスパートです。詳しくはこちらをご覧ください。
上記の浅い胃がんより根が深くなりますと、手術が必要です。癌ができた場所によって、切り取る胃の大きさが変わってきます。大ざっぱに言うと、癌の場所が胃の上の方になればなるほど、胃を多く切らなければなりません。胃を全部切らなければならない場合もあります。当院では胃全摘であっても腹腔鏡手術で行っています。
胃癌はリンパ節に転移することが知られています。術前の検査でリンパ節が大きくなっていなくても、胃がん治療ガイドラインでは、予防的にリンパ節を取る手術方法(リンパ節郭清)が、推奨されています。当院ではこのガイドラインに沿った手術を行っています。
メディカルトピア草加病院は、日本屈指の粘膜下腫瘍手術件数を有します。年間の手術件数は60件を超えます。
粘膜下腫瘍は、実際にはさまざまな種類の腫瘍を含んでいますので、正確な診断名ではありません。多いものとして、GIST(胃間葉系細胞腫瘍)、平滑筋種、神経鞘腫、異所性膵、脂肪腫などがあります。それぞれに、悪性の性質を持つものや、良性として扱えるものが含まれています。腫瘍の大きさや、内部に壊死(腐った部分)があるか否か、顕微鏡検査で細胞分裂の多さを判断し、悪性の度合いを判定します。私たちは2センチを超え、GISTが否定できないケースでは、手術を行うのがよいのではないかと考えています。特に食道と胃のつなぎ目(噴門部)にできたものは、小さいうちなら胃を全部残して腫瘍を切除できますから、このチャンスを逃すべきではないと考えます。
詳しくは、金平の個人ホームページ<ELK>内の胃粘膜下腫瘍相談室をご覧ください。
- 胃カメラで見つかった
胃粘膜下腫瘍 - 症状がほとんどないので、健診などで偶然見つかる場合が多い。