統括病棟医長
谷田 孝たにだ たかし
自己紹介
消化器外科医として主として臨床に携わってきました。
私が学生時代から研修医のころは、消化器外科手術といえば開腹手術が基本でした。特に消化器癌に対する手術はほとんどが開腹手術で、胆石症などの一部の良性疾患のみに腹腔鏡下手術が導入されていたという時代でした。
腹腔鏡下手術には最初から触れていましたが、消化器癌に対する腹腔鏡下手術との出会いは今でも鮮明に記憶しています。とにかく術後の患者さんが元気!ということにつきます。低侵襲であるということは、術後の回復が早く、合併症を回避できる等、多くのメリットがあることを知り、内視鏡外科医を志すきっかけとなりました。
趣味はサッカーです。幼少時よりずっとサッカーを続け、高校時代には県選抜としてプレーし、大学時代には医学生大会で全国優勝も経験しました。サッカーを通じて多くのことを学びましたが、そのなかでも最も重要なものの中に、『信頼』があげられます。チームの中に信頼関係がなければ、絶対に試合に勝つことはできません。これは医療にも通じていて、患者さんとの信頼関係の構築は欠かせないと考えています。患者さんとのコミュニケーションを通じて意思の疎通を図り、信頼関係のあるなかで治療が進めば最高の結果につながると信じています。また、医療者側においてもチーム医療の重要性がますます高まっています。医療者側にも信頼関係がなければ、よい医療は提供できないでしょう。『信頼』がすべてを結び付ける、そんな医療をこのメディカルトピア草加病院で実現できれば、愛し愛される病院へ近づくことができると考えています。
患者さんへのメッセージ
わからないこと、疑問に思うことはなんでも聞いてください。疾患に関すること以外でもよろしいです。ひとつずつ解決することが信頼関係への一歩だと思っています。
専門分野
消化器外科、内視鏡外科
資格・認定医
日本外科学会認定医・専門医
日本消化器外科学会専門医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会評議員
消化器外科学会専門医
出身大学・卒業年
平成12年 | 宮崎医科大学(現宮崎大学医学部) |
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経歴
平成12年 | 鳥取大学医学部第一外科 |
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(現病態制御外科学)入局 | |
鳥取大学医学部付属病院他関連病院にて勤務 | |
平成23年 | 上尾中央総合病院外科 |
平成24年 | メディカルトピア草加病院外科 |
現在に至る |