自己紹介
はじめまして。私は愛知県岡崎市出身で、理学部物理学科で理論物理学を学んだあとに医学部へ学士編入学をしています。筑波大学医学群医学類を卒業後は茨城県と東京都を中心に消化器内科・肝臓内科として過ごしてきました。また、医学生時代よりボクシング部の監督、コーチをしており、卒業後は並行して出身校がある日本ボクシング連盟茨城支部で理事およびリングドクターとして活動してきました。関東圏で内視鏡の強い病院を調べていたところ、当院高橋部長にお声かけいただき、当院に入職する経緯となりました。今後、内視鏡診療に携わっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
患者さんへのメッセージ
皆様からよくいただく質問のうち「バリウム検査と胃カメラ検査はどちらがよいか」という質問があります。その答えとしては、胃カメラ検査をご検討ください。胃カメラの方がバリウム検査よりメリットが大きいというのが今の一般論だと思います。私自身も定期的に胃カメラ検査、大腸カメラ検査を受けています。
当院ではドックに力を入れております。当院の整った内視鏡ドックのシステムをみて私は入職を決めており、ぜひ当院ドックで内視鏡を受診ご検討いただけると幸いです。ドックをこれまで受けたことない方、内視鏡は苦しい検査というイメージがある方もいらっしゃると思います。当院では細い内視鏡での検査や、鎮静(いわゆる麻酔)での検査も行っています。お気軽にドックのご相談にいらしてください。
さらに胃カメラから一歩進んで言えば、受診機会があれば大腸カメラもぜひご検討ください。例えばあのアメリカでさえ、制度は複雑ではありますが、ほとんどの公的保険および民間保険が50歳程度目安で一度大腸内視鏡検査の無償提供を行っているほど、大腸ポリープおよび大腸癌が働き盛りの年代に与える影響は大きいです。現在はその年齢も45歳程度に落ちてきています。日本では大腸カメラ提供の制度はありませんが、その代わり胃カメラ、大腸カメラを受ける平均費用はアメリカの医療よりはるかに安価です。私自身は、医学部に入学したときは健診などで健康な方の役に立つ医療をしたいと漠然と考えており、最終的にはやはり内視鏡を扱う消化器内科を専攻に決めました。筑波大学の頃は産業医学を専門に学習して学会活動していたことがあり、今後の時代予防医学が重要だと認識しています。さらに内視鏡分野は日本がリードし日本製品が世界シェアの95%以上を占めており、今後の国益にもなる分野です。
治療に関しても、内視鏡の発展とともに、これまで胃を全部とってしまう必要があった癌のうち、早い段階で見つかった癌は内視鏡で取りきれる時代になりました。医学の発展とともにいくつかの癌は完治できるようになりましたが、完治する癌であっても、例えば胃を外科手術で全部とってしまうか早期に内視鏡で完治できるかは大きな違いがあります。当院では高橋部長のもと、ドックで見つかった早期癌に対する内視鏡治療、ESDを行っています。また、内視鏡以外にも消化器内科の守備範囲は広く、当院の得意とするドックをはじめ、下痢や脂肪肝などの一般診療も行っています。お気軽にご相談ください。
専門分野
産業医学
資格・認定医
出身大学・卒業年
平成30年 | 筑波大学 |
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経歴
平成30年 | 牛久愛和総合病院研修医 |
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令和2年 | 虎の門病院消化器内科・肝臓内科専攻医 |
令和5年 | 牛久愛和総合病院消化器内科 |
令和7年 | メディカルトピア草加病院消化器内科 |