臨床工学技師の役割は、高度な医療機器を患者さんに安全かつ適切に使用できるようにサポートすることです。当院では手術室を中心に多くの医療機器があります。 特に当院で行っている腹腔鏡下手術では、多くの医療機器や映像装置を使用します。 これらの機器が安全かつ適切に使用されるように、機器の準備、操作、保守点検の実施や、医療スタッフへの指導などを行っています。
電気メス
高周波電流を使用し、体の組織を切開したり凝固させる装置です。手術室で使われる医療機器の代表的な装置です。超音波メス
先端を超音波振動させ、摩擦熱により体の組織を切開、凝固させる装置です。腹腔鏡装置
気腹装置(一番上):お腹を炭酸ガスで膨らませる装置です。カメラ装置と光源装置(上から2段目):
お腹の中を明るく照らしてモニタに映す装置です。
ディスプレイ
お腹の中の映像を映すモニタです。腹腔鏡下手術では、このモニタの映像を見ながら医師が手術を行います。
当院で使用しているカメラ映像は、フルスペックハイビジョンカメラで、LED液晶モニタに映像を出しています。とても高精細で明るい映像です。