こんにちは、医療情報管理課の吉田です。
我が家にはウサギ(トワ♂5歳)がいます。真っ黒のホーランドロップです。最初は娘の希望でしかたなく飼い始めたのですが、愛らしい姿に魅せられて、今では私もかわいがっています。
昨年の大晦日のこと。朝は普段どおりに朝食を食べ、いつもと同じにじゃれついていました。昼過ぎにおやつをやろうと思い、大好きな間引き人参を持っていきました。いつもは跳んでくるのに、サークルの隅にうずくまったままです。無理に連れていこうとすると、よろけながら歩いてまた隅にうずくまります。
これは変・・・
しかし今日は大晦日。人間の病院も休診なのに、まして獣医です。ネットで調べてもどこも休みで、診療可能なところも「犬・猫はいいけどウサギはエキゾチックアニマルだから・・・」という返答。
夕方になって、ダメもとで市内の1軒のクリニックに電話してみました。そこは、今日はもう終わりだが明日(元日)の午後なら診察可能との返答でした。翌日早速連れていき、注射、投薬を受けました。その甲斐あって、今はまた元気に走り回っています。
私は、元日にもかかわらず診てくれたそのペットクリニックに大変感謝しました。ペットも人間も同じ。困っている、苦しんでいるとき診てくるだけで、どれだけほっとすることでしょう。
当院でも予約外患者さんの受け入れ改善に取り組んでいますが、それを体現したような経験でした。急な発熱や腹痛で苦しむ患者さんに安心してもらえるよう、みんなで考えていきたいと思います。
(えさが欲しくてチンチンしているトワです)