昨日の吉報で、苦労は全部吹っ飛んだ。2月に受けた、日本病院機能評価機構の審査結果だ。合格!スキップしてホームインした長嶋選手の映像が浮かんだ。あんな気分だ。ああ、美酒に酔いしれたい。いつまでもこの余韻にひたりたい。
「え~、まだ新体制が動き出して間もない未熟な段階で、機能評価受けるの? まさかでしょ!」という声が上がったのが昨日のことのようだ。1年間苦労が絶えなかった。新体制を敷いて、新しいスタッフが続々と入ってきた。異なる文化を背負うひとびとと新しい文化を育むのは容易ではなかった。新しい組織作り、新しいルール作り。新築移転、電子カルテの導入。いっぺんに変え過ぎたと後悔したこともあった。そんな中でも攻めの姿勢は崩さなかった。未熟な段階だが、だからこそ機能評価を受ける。機能評価認定を取得するために受けるんじゃない。これから素晴らしい病院を作っていくために、この作業は必要なんだ。職員全員が決意を新たにした。だから準備期間中も、目線は常に機能評価の向こう側を見ていた。
ゴールじゃない。新たなスタートなのだ。これから私たちが展開しようとしている、新たなホスピタリティーへの挑戦の一里塚なのだ。長嶋選手が踏んだホームベースの向こうにまた新しいダイアモンドが広がっている。
院長 金平 記載
追記 職員全員に今日送ったメールをコピーします。
「メディカルトピアの仲間たちへ
メディカルトピアが日本医療機能評価機構から認定されることに決定しました。合格です!職員全員の努力が結集して達成できた快挙です。ありがとう。みなさんに心から感謝します。そしてこの喜びをみなさんと分かち合いたいと思います。
私たちが一人前の病院として認められたということは、ゴールではなくスタート地点に立ったということです。これからも初心を忘れずに、さらに上を目指して成長を続けましょう。それがみなさんひとりひとりの幸せにつながると信じています。
2013年6月20日 院長」
病院機能評価認定おめでとうございます。
私は、昨年家族がメディカルトピアで手術を受け、この病院の良さを実感しました。
そしてその時、病院の玄関に掲げられている「メディカルトピア プリンシプル」に感動しました。
今改めて読み返しても感動で、涙うるうるします。
涙なんて大げさと思うかもしれませんが、とても力強く、温かく、素直な表現で、スッと入ってくるからなのでしょうか、何度読んでもうるうるです。
一文一文に医療に対する、患者に対する思いと姿勢が伝わってきます。
また、それを掲げるだけで終わらせるのではなく、実際に行動されていることがすばらしいと思います。
メディカルトピアが見ているところは機能評価認定のその先なんですよね。
その姿勢がうれしいです。そしてありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
ちいさん様
コメントありがとうございます。
メディカルトピアプリンシプルを初めて金平院長から聞いた時に、全身に鳥肌がたちました。医療人として進むべき道が見えた思いでした。きっと職員全員が同じ気持ちだと思います。
これからも、患者さんも職員もハッピーになれる病院をめざして、みんなで頑張っていきます。応援をよろしくお願いいたします。