各種報道でご承知のことと思いますが、2022年に入り全国的にオミクロン変異株感染が急増しています。新規感染者数は日々過去最多を更新し、オミクロン株の爆発的な感染性が明らかになっています。感染や濃厚接触により、多数の労働者が入院や自宅待機となっていますため、各業種の重要な機能が麻痺する現象が起き、深刻な社会問題視として注視されています。当院でも同様の理由により、スタッフの欠員による人手不足が発生しています。今後オミクロン株感染のピークを迎えますとこの現象はさらに悪化する可能性もあり、医療の安全性低下やエラー・事故につながり兼ねないと憂慮しています。
つきましては苦渋の決断ではありますが、そのような有害事象が発生する前に、2022年3月末日までの期間、外来診療を制限させていただきたく存じます。この外来診療制限は当院を受診される患者様みなさまをお守りすることが最大の目的です。オミクロン株感染機会の回避のみならず、医療事故防止のために、しばらくの間どうかご理解とご容赦の程、お願いいたします。
メディカルトピア草加病院 院長 金平永二