こんにちは。入院看護科の坂入です。
今日は私の地元についてお話します。
私の地元は茨城県旧下館市です。最寄り駅の下館駅から栃木県にある茂木駅にかけて真岡鉄道という私鉄が通っており、この路線では土日のみC1266という「SLもおか」が走っています。このSLは旧国鉄時代の真岡線からSLが姿を消してから20年経った1990年。SLの豪快な走りを通じて子供たちに夢とロマンを与え、かつ真岡鉄道沿線のイメージアップや地域活性化を目的に真岡市主導のSL復活プロジェクトがスタートしました。1991年には福島県川俣町で余生を送っていたC1266がその大役のために芳賀地区広域行政事務組合(SL運行協議会)へと譲渡され、1993年に復元工事に着手。同年末には復元が完了し、翌年より「SLもおか」の運行が始まりました。
C1266は旧国鉄時代に製造されたC12形蒸気機関車の66号機として1933年に山口県で誕生しました。C12形蒸気機関車は線路が弱い路線向けの小型機関車で、小さいながらも使い勝手がよく短編成列車の牽引や構内入れ替え作業など全国各地で活躍しました。
この沿線は自然豊かで四季折々で様々な景色を見せてくれます。特に私が好きな季節は春で田植え前の水を張った田んぼが夕日できらきらと光り、とても綺麗です。私も幼いころに祖父母に連れられSLに乗った思い出があります。子供は音や蒸気を見るだけでも楽しいと思います。また、沿線では四季を交えSLを撮影しようとカメラを構える人がたくさん集まっています。真岡鉄道のホームページには四季の写真が掲載されているのでご覧になってみてください。
「SLもおか」は四季折々で表情を変え、子供から大人まで楽しむことができます。「SLもおか」に乗車、益子駅で下車し益子焼を体験するのも良い思い出になるかもしれません。皆さんもぜひプチ旅行として行ってみてはいかがでしょうか。