心を整える場所

はじめまして。医事課の中村と申します。

毎日忙しく働く中で、ふと疲れてしまうときがありませんか。
今回、私自身の心を整える方法についてご紹介します。
それは、お墓参りをすることです。

祖父が亡くなって、お墓を作ったのは小学校4年生のときです。
実家から車で5分くらいの場所にあり、月に1度は必ずお墓参りをしています。実家から出て一人暮らしを始めてから6年経ちますが、今も変わりません。

お墓参りといっても、ネガティブなことが起きたからではありません。何かあったわけでなくても、足を運んでしまいます。

手を合わせて、目を閉じると、心が澄んでいくのがわかります。
そんな感覚に触れたいのか、おじいちゃん・おばあちゃん子だった私は懐かしい気持ちになれるのか、私の心を整えてくれる場所になりました。

お寺というと、お墓というイメージをお持ちでしょうか?
しかし、お寺には季節を感じることのできる植物に囲まれています。
春先には梅、今の時期には桜、秋には紅葉など・・・
自然を感じることができ、心を癒してくれます。

ふと息を抜いて、また頑張ろうと思うことができる
この場所をこれからも大切にしたいと思います。

            (今回も水谷さんの作品です。)

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看護師として

こんにちは。コンフォートフロア看護師の長島です。

私が看護師になりたいと思ったのは、小学生の頃でした。かわいがってくれていた親戚のおばあちゃんに、「看護師さんがいてくれたら安心だわ」と言われたのがきっかけでした。漠然としたままで、看護学校に入学したように思います。

1年生のときに膝の手術をするために入院しました。手術後痛みとギプスの圧迫感が辛く、夜中に耐えきれずにナースコールを押しました。その時の担当看護師さんの声がけと笑顔に救われ、初めて「こんな看護師さんになりたい」と思いました。

看護師になり9年。産休育休で2年弱のブランクはありますが、この経験はずっと私の看護師としての土台になっています。

子育てと仕事の両立に悩み、くじけることもたくさんあり、自分の思う看護とは何かわからなくなったこともありました。それでも今は子供たちが元気でいてくれて、「仕事頑張ってね」と言ってくれること、そして最近娘が「看護師さんになりたい」と言ってくれたことが支えになっています。

日々看護師として働けるのも家族の協力あってこそなので、周りに感謝して過ごしていこうと思っています。

          (当院のカメラ担当、水谷さんの作品です)

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メディカルトピア健康講座で発表しました。

こんにちは。
検査技術科の藤本です。

先日のメディカルトピア健康講座で、同部署の先輩と一緒に血管年齢のお話をさせていただきました。

私たち臨床検査技師は、主に血液などの検体検査や、心電図検査、超音波検査など、名前の通り、”検査”に携わっています。皆さんとお話しする機会の少ない職業ですので、大勢の前でお話しするのはとても緊張しました・・

お話の内容としては、動脈硬化や血管年齢測定(ABI)の検査方法についてでした。多くの方が興味を持たれている分野だけに、少しでも知識を増やして帰っていただくため、下手な発表はできない!と、私も一から勉強しなおしました。

お話をさせていただいた日から、早速、「検査はできますか?」とお問い合わせをいただき、検査に興味を持っていただけた!と、嬉しい限りです。ちなみに、検査は4月開始予定です。

また機会があれば、ぜひ、お話させていただきたいと思います。

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常夏のクアラルンプールから

悪夢のようでした。昨日のできごとです。予想をはるかに超える大きさの直腸腫瘍。器具の不調や手術習慣の違いもありましたが、かなり無理をして引き受けてしまったことが、この試練を生んだと反省しています。7時間のバトルの末、手術を完遂しました。見苦しく泥臭い手術になりました。学会参加者は時間を過ぎても私の手術を見守ってくれました。会場から中継された音声に、拍手の音を聞いたとき、涙が出そうになりました。マレーシア国立大学病院でのライブ手術。一生忘れないと思います。

一夜明けた今日、鉛のような足を引きずって学会会場に行きました。まだ疲労の色を濃く残した私に、多くのひとが駆け寄ってきて握手を求めてくれました。「きみの辛抱強さに感服したよ」「あんな難しい手術をよくやり遂げたね」。そして主治医のアーマッドが私を待ち受けていました。「患者さんは今朝すごく元気だったよ。そしてきみに感謝の意を伝えて欲しいと言っていたよ。」彼と歓喜の握手をしながら、試練が大きければ大きいほど、あとでやってくる喜びも大きいことを感じました。「エイジにやっと笑顔が戻ってよかった」アーマッドも嬉しそうでした。「きみが笑顔になると僕もうれしいよ」という私たちのプリンシプルを思い出しました。

これからさらに二日間、クアラルンプールで講演を行います。世界中どこへ行っても私たちのプリンシプルを忘れずにひとびとと接し続けたいと思います。

2014年3月7日 院長金平 記

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小さな幸せ

こんにちは。内視鏡看護科の笹原です。

私の住んでいるマンションで工事が始まり、最近朝早くから職人さんが仕事をしています。今朝も私が出勤するときには、既に職人さんが働いていました。

このとき一瞬、挨拶しようか迷いました。でも声かけたらお仕事の邪魔になってしまうかもしれない。それに気恥ずかしいな。ちょうど、私に背中を向けていたので、こっそり通りぬけることにしました。

すると、職人さんは私に気が付き、大きな声で「おはようございます」と挨拶してくれました。私も自然と「おはようございます」と返しました。

挨拶されて、すごく嬉しい気持ちになりました。たった一言の挨拶がこんなにも人の気持ちを幸せにしてくれるんだと、しみじみ思いました。

病院でも、挨拶で幸せになれたらって、思います。小さな幸せをたくさん見つけていきたいです。

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真っ黒ウサギのトワ

こんにちは、医療情報管理課の吉田です。

我が家にはウサギ(トワ♂5歳)がいます。真っ黒のホーランドロップです。最初は娘の希望でしかたなく飼い始めたのですが、愛らしい姿に魅せられて、今では私もかわいがっています。

昨年の大晦日のこと。朝は普段どおりに朝食を食べ、いつもと同じにじゃれついていました。昼過ぎにおやつをやろうと思い、大好きな間引き人参を持っていきました。いつもは跳んでくるのに、サークルの隅にうずくまったままです。無理に連れていこうとすると、よろけながら歩いてまた隅にうずくまります。

これは変・・・
しかし今日は大晦日。人間の病院も休診なのに、まして獣医です。ネットで調べてもどこも休みで、診療可能なところも「犬・猫はいいけどウサギはエキゾチックアニマルだから・・・」という返答。

夕方になって、ダメもとで市内の1軒のクリニックに電話してみました。そこは、今日はもう終わりだが明日(元日)の午後なら診察可能との返答でした。翌日早速連れていき、注射、投薬を受けました。その甲斐あって、今はまた元気に走り回っています。

私は、元日にもかかわらず診てくれたそのペットクリニックに大変感謝しました。ペットも人間も同じ。困っている、苦しんでいるとき診てくるだけで、どれだけほっとすることでしょう。

当院でも予約外患者さんの受け入れ改善に取り組んでいますが、それを体現したような経験でした。急な発熱や腹痛で苦しむ患者さんに安心してもらえるよう、みんなで考えていきたいと思います。

          (えさが欲しくてチンチンしているトワです)

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私の3つの決まりごと

あけましておめでとうございます。
診療部長の川越です。

新病院となって3年目を迎えました。まさにホップ、ステップ、ジャンプのジャンプの年です。これまでの2年の病院の歩みを固めながら、あらたな飛躍の年にしたいと思います。

私は3という数字が好きです。それは、私のこころのなかに3つの決まりごとがあるからです。なぜ5,8つでないかというとそれは単純に覚えきれないからです。

1) まず、人の話を聞け。2) 次に笑え。3) そして、考えろ。この3つのことは、自分がどんな局面に陥っても行うと決めています。それにより、コミュニケーションなどさまざまなことが比較的スムーズに広がる感じがするのです。

たとえその結果が間違っていたとしても。大事なことは、結果だけでなく、過程を踏まえることが、次に良い結果を導く糧となると思います。

今年も診療部一丸となってがんばりますので、ぜひ宜しくお願いたします。

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新年のごあいさつ

新年おめでとうございます。
みなさん健やかに新春をお迎えになられたことと思います。

昨年の年頭は仲間(職員のことを私たちは仲間と呼んでいます)全員と一緒に「笑いの鎖」なる動画を見て、福笑いでスタートしました。そして毎週の朝礼で、数えきれないくらい笑顔という言葉を出して、その大切さを説きました。すべての仲間たちが笑顔で過ごせる1年でありますようにと祈りながら。

祈りは通じました。1年を通じてあちこちで仲間の笑顔が光っていました。笑顔は笑顔を呼びます。その輪が広がり、「癒しの空間」が醸成されてきました。この空間は私たちが目指している医療の根源だと信じています。

6月には晴れて病院機能評価に合格し、病院は歓喜に沸きました。評価の際に表した数字や言葉で示す機能も大切ですが、私たちは、仲間全員が笑顔でハッピーに働けることこそが真の目標だと考えています。この考えに賛同したひとたちが、続々と入職してくれました。1年で63人もの新しい仲間が増えたのです。そして新しい仲間たちも、すぐに打ち解け合い、それぞれの笑顔を見せてくれるようになりました。

今年も同じです。love your life nowと唱えながら、古い仲間も新しい仲間も一緒に手を取り合って、笑顔でこの1年を歩んで行きたいと思います。それはきっとひとびとから求められる、よい医療につながります。
Andiamo in sieme!

平成26年元旦  メディカルトピア草加病院院長 金平永二

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メリークリスマス!

こんにちは、副院長の藤岡です。
毎年この時期になると、街の飾り付けや、どこからか聞こえてくるクリスマスソングに心が踊ります。メディカルトピアでも、有志メンバーとボランティアの方が集まって、クリスマスの飾り付けを行いました。
 
外来待合室の吹き抜け部分には、高さ3メートルのツリーが輝きます。ちょっと珍しいホワイトのツリーは、あえてデコレーションを少なくして、クールでオシャレなイメージです。夜になるとロマンティックな雰囲気を醸し出します。

カフェアドーニスのツリーは、アットホームなイメージです。ガラスに施したステンシルのデコレーションと相まって、楽しくてにぎやかなクリスマスを演出しました。

どちらも外からも見えますので、街の景観にも一役買っているのではないかと思います。これからもこういった季節のしつらえで、しばし患者さんや地域のみなさんに憩いを提供していきたいと思います。

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地域のみなさんから元気をいただきました。

こんにちは。副院長の藤岡です。
毎年ご好評をいただいております「健康ふれあいデイ」を11月16日の土曜日に開催しました。
今年はお天気にも恵まれ、100名近い方が遊びに来て下さいました。

まずは体力測定です。身体の柔軟性や反射のスピードなど、いくつかの項目を測定します。日頃の運動不足を痛感された方も多いようで、いたるところで笑い声が起こっていました。

当院の看板である内視鏡外科手術。外科の先生方が日頃トレーニングしている器械を使って、この手術を疑似体験できるコーナーも人気でした。マジックハンドの先についた針と糸を使って、テレビにうつる画面をみながら、布を縫っていきます。しばし名医の気分を味わっていただけました。

メインは金平院長の講演です。オヤジギャグ満載の楽しい話に爆笑しながら、最先端の「からだにやさしい」手術をご紹介しました。

麻酔科医である私は外来診療をしておりませんので、地域のみなさんとお話しする機会はとても貴重です。今回も院内ミニツアーなどでみなさんと楽しくお話しできて、とても大きな元気をいただきました。

当院の地域交流委員会では、「健康ふれあいデイ」以外にも「健康寄席」や「健康講座」などのイベントを定期的に開催しております。ぜひお気軽に遊びに来ていただけるのを、職員一同でお待ちしております。

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