2月14日

こんにちは。コンフォート病棟看護師の三浦です。
みなさん、2月14日はいかがお過ごしになられたでしょうか。聖バレンタインデーということで、世間では愛する人や日頃お世話になっている人にプレゼントをする日ですね。

2月14日について調べてみると、他には「ネクタイの日」や、”2=煮、1=棒(ぼう)、4=し”の語呂合わせで「煮干しの日」というのもあるそうです。

もっとユニークなのは、2を”フン”、14を”トシ”と読ませて、なんと「ふんどしの日」というのもあるそうです。2011年に日本記念日協会に認定されて翌2012年から始まった新しい記念日だそうです。

メディカルトピアも2012年にリニューアルオープンし、それからみんなの力でここまで発展してきました。少し過ぎましたが、ふんどしの日にあやかって、私たちももう一度ふんどしを締め直す心持ちで日々の業務をおこなっていきます。

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オーキッド・ダイバシティ

全豪オープンでも大健闘してくれた錦織選手。ヴァヴリンカに負けはしましたが、最後まで攻めの姿勢を崩さず、すばらしい戦いぶりだったと思います。その錦織選手が、もし200m自由形でも金メダル選手だったら?そしてさらに相撲でも初場所優勝を飾っていたとしたら? 

チャンギ空港からフェアモントホテルに向かうタクシーの中での陽気な運転手の話。彼の子供は11歳。学校では英語をしゃべっている。家では中国語。友達とはマレイ語。驚いた。英語・イタリア語・ドイツ語の3か国語を話せるってのと訳が違う。彼の子供の3か国語は、まったく似ても似つかない言語だ。彼の友達もみんなこのありえない組み合わせの3か国語で自由に会話するという。それがシンガポールだ。さまざまな人種と宗教、言語と文化が共存し、ダイバーシティーの極みを行っている。

日本と同じく少子化問題が深刻化しているシンガポール。しかし決定的に違うのは、言語のバリアが皆無ということだ。言語だけじゃない。文化的バリアもほとんど感じられない。このことは移民の受け入れを容易にする。人口分布不均衡問題を移民により解消できるチャンスがおおいにあるということだ。

ワークショップ1日目の夜、古くからの友人ピーター・ゴウと一緒に彼の病院に行った。ナースステーションで患者とナースの会話が聞こえてきた。患者はインドネシア人。食事の相談だ。メニューにはベジタリアンやアレルギー用のもの以外に、イスラム教用のものもある。これがダイバーシティーに順応している社会だ。文法も語順も気にしている暇はない。とにかく言いたいことを伝えなければ野垂れ死にする。そして異文化を受け入れなければ国の死活につながる。国民みんなが普通にテニスと水泳、相撲の選手なのだ。

日本でもナースや介護職のひとたちを海外から呼び寄せるプロジェクトが進行している。私には、日本のやり方は彼らに日本語を覚えさせているだけのように見える。果たしてそれで永続的なプロジェクトになりえるのだろうか。

ダビデ・ロマントはイタリア人。シンガポール国立大学病院外科教授。彼に招待されendoluminal surgeryワークショップで4つ講演をした。参加者はアジアのさまざまな国からきている。陽気なタクシーの運転手の話を思い出しながら、文法や語順のミスを気にせず力いっぱい英語をぶつけてみた。めちゃくちゃだったと思うが、すっきりした。日本もダイバーシティーを能動的に受け入れなくちゃと強く思った。

                               院長 金平記

  (マレーシア、インドネシア、スリランカからの外科医たちとランチ中)

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挑戦する気持ち

こんにちは、プレミアムフロア看護師の小早川です。
私は業務改善委員として、病棟での朝の申し送りの改善に取り組んできました。昨年12月にその成果を発表する機会がありました。結果は賞をもらえず残念でしたが、不思議と後悔の気持ちはありませんでした。”なんでかな”と考えた時に思ったことがあります。それは自分を追い込んでこの発表に挑戦したことです。

最初は、多くの人の前で発表することが高い壁のように感じました。その上、藤岡副院長からはスティーブジョブスのプレゼンを見せられて、「目の前の人に話しかけるように、原稿も暗記してプレゼンしたらかっこいいよね!」とプレッシャーをかけられ、どうしようと言う気持ちでいっぱいでした。

でもこのプレッシャーがかえって自身にとってのプラスになりました。なんども練習を繰り返し、どうしたら聴いている人に伝わるかを考えました。そして本番では全力を出しきることができました。

必ずしも自分を追い込むことがいいとは限らないと思いますが、高い壁を乗り越えた時の達成感はとてつもなく大きく、挑戦してよかったなと思いました。これからも何事も挑戦する気持ちを忘れずにいたいと思います。

         発表を終えてメディカルトピアのみんなでパチリ

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ライ・ライ・ライ! 

「日本の医療には大変興味があります。手術などの技術的なことも世界トップの水準ですが、きめ細かな安全管理・衛生管理や基礎医学研究の分野でも素晴らしい発展を遂げています。2月に初めて日本に行くのが今はとても楽しみです。中旬には@@大学病院で手術を見学させていただく予定になっています。」

この完璧な日本語をしゃべってくれたのは、まだ日本に一度も行ったことはないという北京大学医学部の学生だ。とにかく国外に出て世界を見たいという。日本だけじゃなく欧州やアメリカにも留学したいと意気込み、次から次へと私に質問をしてくる。日本の医学教育の話。私が留学したドイツの話。アメリカでの学会の話。

夜間は氷点下8度まで下がる1月の北京。招待してくれたのは中日友好病院の外科教授、ヤオ・リー先生だ。私と、国立がんセンター東病院の木下先生、日大駿河台の松田先生の3人が引き受けた仕事は腹腔鏡胃がん手術の教育だ。初日午前に講演会、午後はライブ手術。そして2日目は6時間に及ぶハンズオントレーニングコースだ。息をする暇もないくらいの過密スケジュールだったが、中国の外科医や医学生たちの気迫を肌で感じた時間でもあった。忘れかけていたハングリー精神がよみがえってきた気がする。23年前渡欧したときの気持ち。ヤオ先生から託された仕事をすべて完遂した充実感以上に、胸に熱いものをもらって帰国の途に就いた。

新聞やニュースなどで、日中間の対立感情の悪化などが報じられているが、そんなものはみじんも感じられない時間だった。ひょっとしたら日本人の若者より美しい日本語をしゃべるかもしれない大学生。目を爛々と輝かせ世界に飛び立とうとしている彼らは、その爆発的なエネルギーで次の世代の新しい中国を創りだしてくれるに違いない。

「ライ・ライ・ライ」は彼らに教えてもらった中国語。Come on! という掛け声だ。

                                院長 金平永二 記

    北京・中日友好病院でのライブ手術。サングラスじゃなくて3D映像用の眼鏡。

        写真:北京での講演。隣の通訳は北京留学中の棚橋先生。

          写真:元気いっぱい北京大学の学生さんたちと。

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新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様、恙なく新年をお迎えになられたことと思います。
メディカルトピア草加病院にとって昨年は「充実」の1年でした。医療に対する私たちの考えに同調してくれる仲間が続々と増え、職員数は移転時に比べ2倍になりました。春に新設したリハビリテーションセンターの仲間たちも活躍中です。病院に笑顔が増えるにつれ、ベッド稼働や外来患者数は最高値を更新し始めました。内視鏡検査数は年間4000件を、手術件数も年間1000件を超えました。この小さな病院に、地域を超え全国や海外からも患者さんが来るようになりました。

私はこれらの成果を仲間たちの笑顔の威力だと思っています。今年も引き続き笑顔を絶やさないことで、心を豊かにし、仕事効率を高め、お互いを思いやることにより成長を続けたいと思っています。

笑う門には福来り。みなさまにとっても笑顔で満ち溢れ、幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

                     平成27年元旦 院長 金平永二

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オーロラ

こんにちは。リハビリテーション技術科の長谷川と申します。

昨年12月、どうしてもオーロラが観たくなり、カナダのホワイトホースに行ってきました。天気に恵まれて、1週間の滞在中に3回も観ることが出来ました。

緑のカーテンをイメージしていたのですが、実際に肉眼で見ると白色でした。想像していた色とは異なりましたが、そのスケールの大きさに感動し、とても貴重な経験となりました。

頭でイメージしていることと、実際に行ってみることでは、異なることがありますね。これからもなにごとも先入観をもたず、仕事でもプライベートでもいろいろ挑戦していきたいと思います。

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クリスマスイブ

こんにちは。訪問看護ステーションこころに勤務しております、寺田と申します。

今日から12月ということで、子供たちにとっては冬休み、クリスマス、お正月と楽しみなことがたくさんありますね。一方大人にとっては、出費も多く、大掃除もしなくてはいけないので、なにかと気ぜわしい季節です。

12月のイベントといえば、やはりクリスマスでしょうか。私も最近知ったまめ知識をご紹介します。

一般的にクリスマスイブとはクリスマスの前日あるいは前夜祭と思われていますが、本来はクリスマスの夜(イブニング)からきているそうです。ではなぜ24日の夜がイブと呼ばれるかというと、ユダヤ暦では日没後が一日の始まりとされていたので、24日の日没から25日の日没までがクリスマスになるのだそうです。なので25日の夜はもうクリスマスではないのです。

私も”イブ”は前日という意味だと思っていたので、先日も娘と「23日はイブイブだね」と話したばかりです。娘は”おととい”のことを”イブイブ”というのを流行らせようかなーと得意げに話していましたので、本来の意味を知ったらがっかりするかもしれませんね。

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健康ふれあいデイを開催しました。

こんにちは、副院長の藤岡です。
毎年恒例の健康ふれあいデイ。今年もたくさんの方に遊びにきていただきました。

まずは血圧や握力、柔軟度などの体力測定を行います。豆をお箸でつかむテストでは、みなさんの笑い声が響いていました。

毎年人気の血管年齢測定や骨密度測定に加えて、今年は肺年齢の測定コーナーもありました。手術体験コーナーでは外科の医師たちがトレーニングに使う器具を使って、腹腔鏡手術の模擬体験をしていただきました。

4月に誕生したリハビリ科は「健康体操」コーナーを担当してくれました。簡単なストレッチや体操で、肩こりや腰痛の予防効果があります。ぜひ生活の中に取り入れたいですね。

そしてなんと言っても目玉は金平院長の講演です。オヤジギャグも挟みながら、胃や大腸を残しながら患部だけを切除する「臓器温存手術」にかけてきた院長の道のりを紹介してくれました。この講演はYouTubeでもご覧いただけます。

職員もたくさん参加して、それぞれに地域のみなさんとの交流を楽しむことができました。私も病院へのお褒めの言葉をたくさんいただいて、とても嬉しくなりました。メディカルトピアでは、他にもさまざまなイベントを予定しています。ぜひ多くのみなさんに遊びに来ていただきたいと思います。

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褒められると嬉しい、褒めると楽しい。

こんにちは、副院長の藤岡です。
最近”褒める”ことの効用が注目されています。褒められるといい気分になりますし、もっと頑張ろうと思わぬ力が出ることがあります。また褒めた方もポジティブな気持ちになります。褒めるためには、お互いをよく観察しリスペクトする必要がありますから、人間関係も深くなりますね。

メディカルトピアには、お互いのいいところを認めあい、褒めあう文化があります。
それを形にしたのが「ピアーチェ(イタリア語で”喜ばせる”)プロジェクト」。患者さんに素敵な笑顔で接していた。チームに役立つ素晴らしい提案をしてくれた。困ってる仲間をうまくサポートした。などなど、ナイス!な行動をした仲間に、感謝のカードを贈ります。

誰からもらったか分からない仕組みですが、自分の行動を認めてくれた人がいることで、心がほっこりとします。私も何枚かいただきましたが、デスクにおいて何度も見返してニンマリしています。

先日カードの数が多かった職員9名に、ピアーチェバッジが贈られました。名札にこの金のバッジがついてる職員を見かけたら、あなたもハッピーになれるかも!

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リストランテ・メディカルトピア

こんにちは、臨床栄養科の北村です。
今日は臨床栄養科のご紹介をしたいと思います。

臨床栄養科は病院栄養士と委託給食会社(馬渕商事)のスタッフで構成されています。厨房は2階にあり、病院で提供する食事は全てここで作っています。安全で安心な食事を提供するために、毎日衛生管理を徹底しています。

食事は温冷配膳車で病棟へ運びます。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで提供できるように温度管理に気を付けています。入院中の患者さんにも季節を感じていただけるようなメニューも考えています。7月は海の日に夏野菜のスパゲティ、8月は夏バテ予防にアナゴちらしをお出ししました。

ちなみに病院で扱っているお米は新潟産のコシヒカリです。週に2~3回新潟からお米が届きます。ご飯はふっくらとつやがよく、お粥は重湯にもお米の香りがしっかり移っていておいしいと、患者さんからの評判もとてもいいです。

また院内で行われる健康講座などで、食事や栄養について話す機会もあります。先日は地域のみなさんの集まりにお招きいただいて、「壮年期の栄養摂取」についてお話しさせていただきました。

食事は入院中の患者さんにとって一番の楽しみともいいます。これからもみなさんに喜んでいただけるように、スタッフみんなで頑張って行こうと思います。


           (7月のメニュー 夏野菜スパゲティ)


           (8月のメニュー アナゴちらし)

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