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子育てを卒業した私の楽しみ

こんにちは。内視鏡看護科の中川です。 昨年4月に入職し、新たな環境に慣れるまで時間がかかりましたが、上司をはじめ、スタッフの方々、先生方に支えられ何とかもうすぐ1年が経とうとしています。今日は『子育てを卒業して、今の私の楽しみ』についてお話したいと思います。 私には長男24歳・次男22歳・長女20歳の3人の子供がいます。子供たちが小さい頃は仕事をしながらの子育ては大変の一言で、主人と共に育児を分担し、子育てを楽しむ余裕などほとんど無かった気がします。しかし、今では子供達も成人し、日々彼らと過ごす時間が今の私の楽しみとなっています。   長男は看護師で、同じAMGグループの病院に就職しオペ室のナースマンとして働いています。そんな彼は日々の仕事の様子や時には人間関係、悩み事、先輩や先生方に注意された事など、色々な話をしてくれます。最近、笑ったのは「あのさー、聞いてよ。先生達は、若い看護師にはすごく優しくて、自分とはあたりが全然違うんだよねー」とぼやいたことです。そんな様々な彼の話は自分の経験とダブらせる事も多く、「そうそう、あるある」と共感し、我が家では【病院あるある】と名づけ、辛いことも笑いに変えるようにしています。 次男は将来の進路を決める時、「俺は、医療系に進まなくても良いかな?」と声をかけてきたことがありました。子供たちの進路に一度も反対や意見などしたことがなかったので、その次男の言葉に驚き「なぜ、そんなことを聞くのか?」と聞いたところ、幼い頃から私の背中を見ていて、自分には生死に関わる責任の重い仕事は向かないと思ったとの事でした。そんな次男も今年4月にはホテルマンとなり社会に出ていきます。次男の仕事は私には全く未知の世界ですが、経済学や世の一般常識など、様々な話をしてくれます。医療界の常識?しか知らない私にとって、次男の話は新鮮で驚きも多いです。 長女は看護大学に通う2年生です。これまた、娘もいろいろな話をしてくれます。母娘ながらの“恋ばな”はもちろんのこと、大学の授業内容や実習での出来事。時には「ねえ?ママは死生観についてどう考える?」なんてドキッとするような質問もしてきます。学校での授業内容は私が学んできた頃よりはるかに奥深い内容や教科数に戸惑うことが多くありますが、看護師のタマゴである娘を大切に育てるべく、私自身も初心に返りじっくり娘の看護感に付き合うようにしています。 こんな感じで、今では育児を卒業し、親対子供としての会話ではなく、大人同士の会話が何より楽しく癒しの時間となっていますこれまで、子育てを頑張ってきて良かったなー。と感じる今日この頃です。

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