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月別アーカイブ: 11月 2016
思いやりの心
こんにちは、外来看護科の日下部です。 私には今お腹の中に赤ちゃんがいるのですが、妊婦になっていろいろと気づいたことがありました。それはみなさんの思いやりの心です。 通勤の電車の中では、大丈夫ですか?と声をかけられたり、席を譲ってもらうことがあります。職場でも、周囲の人たちから何かと気を使ってもらったり、助けてもらったり、毎日が感謝の日々です。 考えてみると、病院に来られる患者さんたちは何かしら体調が悪かったり、心配事を抱えておられます。私が妊婦の立場で周囲に気遣ってもらえているように、逆に自分も患者さんに思いやりの心を持って接したいとあらためて感じています。 先日ウイリアムス王子のインタビューが紹介されていました。子供たちをどんな人になって欲しいかと問われ、「自分がしてもらって嬉しいことを他人にできるような人」と答えていました。私も自分の子にはそんな人になって欲しいと思います。
私の勉強法
メディカルパートナーズの竹内です。 私たちの仕事は“医師事務作業補助”と呼ばれ、主な仕事は2つあります。1つは外来診察中の医師に代わってカルテ内容を打ち込み、検査や処方のオーダーをすること(代行業務)。もう1つは各種保険書類や診断書の下書き作成をすることです。メディカルトピア草加病院では、2012年の開設時に外来診察の代行業務が始まりました。医師や看護師、時には患者さんから日々たくさんのことを学びますが、私自身の勉強方法として取り組んでいることがあります。 それは某テレビ局の「総合診療医 ドクターG」という番組を見て、主演している研修医と一緒に患者さんの再現VTRから疾患を診断する、ということです。番組ではまず患者さんの主訴やバイタルから診断を考えますが、自分が代行業務を行っているつもりで医師が次にオーダーしそうな検査を想像しながら見ています。 また、最近では「メディカルチーム レディ・ダ・ビンチ」という解析診断をするドラマも見ています。この2つの番組の共通点は患者さんの主訴や生活背景に耳を傾ける、ということです。いつ、どんな時、何をして症状があったのか、どのくらい続いたのか、取り巻く環境はどうなのか・・・そこから診断につながる疾患もたくさんある、ということが学べます。 私たち医師事務作業補助者は、医師や看護師のように直接患者さんに接することはできません。できることは、医師と患者さんとの会話を正確に表現し、時系列にそって主訴を記載することです。そしてその主訴からオーダーしそうな検査をあらかじめ想像することで、無駄な時間を減らすことです。 その時間短縮で患者さんの待ち時間を少しずつでも減らせて、予約時間どおりに患者さんをお呼びできるかもしれませ。時間どおりに呼べれば、患者さんはちょっと気になることを気兼ねなく先生に話すことができ、早期に疾患を見つけることができるかもしれません。 現在予約も予約外も待ち時間が長く、申し訳ない気持ちでいっぱいです。私のできるせめてもの小さな積み重ねで患者さんのイライラが少しでも解消できたらいいなと願いながら、これからも努力していきたいと思います。