6年間の寮生活

おはようございます。総務人事課の田中です。
今日は私が中学・高校と6年間過ごした寮生活について話したいと思います。

なぜ私が寮のある学校に行ったかといいますと、表向きは「早く独り立ちして親に迷惑をかけないようにしたい」という話をして母を喜ばしていたのですが、本当の所は、親が中学受験に関してあまりにも厳しかったので早く親元を離れたかったというのが本音でした。

実際に寮に入ってからの生活は今まで生きてきた世界とは全くの別物でした。大きな体育館のような部屋に2段ベットが所狭しと並べられて、そこで約120人程の男子がプライベートなど一切無い状態での生活をし、お風呂は中学生・高校生共用なので大きな銭湯のような場所に多い時は50人程の裸の男子が集まり、食堂も400人分の食事が一斉に並べられてる様は圧巻でした。寮は学校に併設されているので、起きてから3分も走れば教室に着くことができます。そう考えると寮生活というのは普通じゃないですよね。

そんなこんなで6年間寮生活をしてみて、はじめは親が疎ましくて寮に移った訳ですが、長く親元を離れる事によって初めて親への感謝やありがたみが生まれるようになりました。逆に親も今まででは考えられないぐらい優しくなり、お互いがお互いを思いやるという良いスパイラルが生まれるようになりました。

皆さんの中にもお子さんがいる方がいらっしゃると思います、可愛い子には旅をさせろじゃないですが寮生活を体験させてみては如何でしょうか。

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”考える”ということ

皆さんこんにちは。健康管理課の浅川です。
今回は普段私の心がけていることをお話ししたいと思います。
それは“考える”ということです。(哲学的な難しい話ではありません)

皆さんは最近「脳が疲れた~」ってなるくらい考える機会はありましたか?私個人は、肉体的・精神的な疲労はよく感じますが、考えに考え抜いて脳が疲れることって減ってきた気がしています。おそらくそれは、世の中どんどん便利になって、考えなくても済んでしまう環境にいるからだと思います。

スマートフォンなんかは便利グッズの代表格ですよね。スマホの普及によってインターネット環境がより身近になりましたので、知りたい情報はすぐに手に入ります。気がつけば、何か疑問に思うことや課題があったら自分で考えるよりも先にインターネットで検索している自分がいました。

そのため、コピペ人間が如く日々の生活は要領よく過ごせるようになりましたが、子供の頃のように何か新しいアイデアを生み出す力は弱くなってしまった気がします。

そのことに危機感を覚え、数年前からまずは自分で“考える”ことを心がけるようにしました。それにより、誰かに何かを伝えるといったシンプルなことであっても、自分で考えた自分の言葉で話す方がより伝わると感じております。逆に、聞き手としても、どこかで聞きかじった言葉を話している人はすぐに分かるようになりました。

ダラダラと長文となってしまいましたが、今回は松岡修造さんのカレンダーにある「考えろ! 考えるな!」とは違った“考える”ことについて語ってみました。最後までお読みいいただき誠にありがとうございました。

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災害体験に行ってきました。

こんにちは。医療情報管理課の松原です。
先日中学生の長男と、墨田区にある東京消防庁の本所防災館に行ってきました。

子供は最初はつまらなそうにしていたのですが、地震体験、都市水害体験、煙からの脱出体験、暴風雨体験と進むうちに、子供も私も遊び半分から真剣に学び取ろうという気持ちに変わってきていました。

地震体験では、震度6で立っていることができずパニックになってしまいました。また水害体験では、足首ほどの水でドアが開かない体験をしました。ニュースでは見たことがありましたが、自分なら開けられるという過信をしていたことが分かりました。

煙の中での避難では、なるべく体を低い姿勢にして、濡れハンカチで口を覆い移動するのがよいのですが、煙により方向感覚が失われてしまいます。焦って煙に巻かれるというのが身をもって体験できました。

防災館から帰って、我が家の備蓄食料がどのくらいあるか改めて見直してみました。食料の備蓄は最低3日、万善を期するなら7日備蓄すれば一番良いとのことですが、我が家は2日も持たないことがわかり、備蓄食料を改めて購入しようと思いました。備蓄食料では、陸上自衛隊などの戦闘糧食などが長期保存に適しているとのことで、市販されています。賞味期限は約3年だそうです。

首都直下型地震や東海地震、東南海地震、南海地震の確率は上がってきていると言われています。ぜひ一度いろいろな災害の体験をして何か感じ取ってほしいと思います。

最後になりましたが、今回の震災で亡くなった方のご冥福と、現在も避難中の皆さんが一刻も早く安心して生活できることをお祈りします。

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愛しのコロ助くん


こんにちは。メディカルパートナーズの佐々木です。
今日は我が家の愛犬についてお話させてください。

私の家には1歳になるチワワのコロ助くんがいます。今ではパピヨンに間違われるくらい大きくて、とっても元気な男の子です。

そんなコロ助が佐々木家にくることになったきっかけは、私が結婚して3ヶ月経った頃、「こんな暗くて誰もいない家に帰ってくるのは嫌」という言葉からでした。

最近は飛び跳ねて、騒がしくするので、怒られてばかりいるコロ助ですが、それでも毎日変わらない元気で待っていてくれます。コロ助は家族を笑顔に明るくしてくれる佐々木家の元気印です。

ただ、元気すぎて、うんちの途中で走り出してしまうこともあるので、
朝起きると、我が家にはうんち爆弾が仕掛けられていて、困りものです。うんちのしつけなど、みなさんにアドバイスいただけると嬉しいです。

 

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不思議な初夢

コンフォートフロアの中島まち子です。昨年12月に結婚が決まり、そんな中で今年私が見た「初夢」の話をします。

実家が夜逃げをすることになりました。仕事から帰宅すると、庭に母がいて「今夜出発するから、早く荷物をまとめなさい。」と言います。『えー!今月顔合わせするのに、何で早く教えてくれなかったの?知らなかったのは、私だけなの?』あまりにショックで、母に対して言葉が出ませんでした。

彼に夜逃げをすることは伝えられないので、彼の友人に電話をします。「これからも、彼の力になってあげてね。」とそれらしく臭わせます。すると、『なんか変だな?』と勘付いた友人は、彼に連絡をし、彼が実家まで来てくれました。そして、「まち子を連れて行かないでください!僕が責任を持って幸せにしますから、お願いします!」と彼。「いや、まち子は私の家族です。一緒に連れて行きます。」と母。私の前で二人が言い合ってるのを見て、すごく悲しくなってしまいました。そして、私は今所属している家族、母を選んで夜逃げをする、という決断をし夢から目覚めました。

悪夢でした。彼を選ばなかったこと、色々な結婚への不安がこみ上げました。その日は仕事だったので、前から結婚について悩みを色々聞いてもらっていた職場の仲間に、初夢の話をしました。すると、「よかったね、安心したよ!それは、決断をした、今までの迷いを見直して決断できた、これから新しい人生を歩んでいくという夢なんだよー!」と言ってくれました。

なるほど!そういう見方もあるんだな、と私はとても気持ちが楽になって、仕事から帰って、家族に話しました。すると父が「お父さん、夢に出てこなかったなー。」と言いました。「お父さん、庭に埋められてるな。お母さんに殺されて庭に埋められちゃったんだなー。」と言い出したのです。なんという斬新な見方!確かに夢は、庭に母がいて、から始まり、母が立ってる庭は小高くなっており、母の顔は仮面のように表情がなかったのです。

見方が変わると、さっきまで気にもしてなかったこんなに細かい部分にも気づくことができます。登場しない人物がこんなに関与しているとは、見方によって物語りは全然違うものになっていくんだな、と気づきました。私の人生、物語。仕事、プライベート。直接関わらない人物、目に見えてこない部分が、大きく関わっています。これからは、目に見えてこない部分にも大きく焦点を当てて、幅広い視野で物事をとらえていきたいと思いました。

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日々感謝!

こんにちは。プレミアム病棟看護師の粕谷と申します。
昨年の4月に入職し10ヶ月が経ちました。最近は仕事にも慣れて、責任のある役目も任せてもらえるようになりました。充実した毎日を過ごしています。

実は入職して早々に娘が思わぬ病気になり、職場の皆さんにいきなりご迷惑をおかけすることになりました。そんな状況なのに、倉持係長をはじめスタッフの方々が暖かくサポートしてくれたおかげで、今日まで頑張ってこれました。日々感謝!です。

おかげさまで娘もだいぶ回復してきましたので、これからも素敵な仲間たちと一緒に頑張っていこうと思います。

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新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様、恙なく新年をお迎えになられたことと思います。

メディカルトピア草加病院にとって昨年は「急増」の1年でした。病院内の何もかもが急増しました。大変良いことでもありますが、病院側にも患者さん側にもデメリットも発生してしまいました。病院側では仲間が急増したため場所が足りなくなり、裏のアパートを間借りして事務長や総務の方々が移動するという事態も発生しました。それでも各部屋もギュウギュウ詰の状態です。患者さんも急増し、駐車場が満車、予約が取りにくい、随所で待ち時間が増えた、会計機の前に行列ができた、などなどご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳なかったです。

患者さんが増え続けるなかで、医療の質を保持し向上させていくのは並大抵のことではないことは明白です。しかしメディカルトピアは決して兜の尾をゆるめることなくチャレンジを続けていきます。混雑の状況は一朝一夕で解決できないことも多々あるかと思いますが、私たちは決してそのまま放置せず、知恵青絞って解決策を模索していきます。今こそ初心を思い起こし、慢心と驕りを最大の敵とし、メディカルトピアならではのホスピタリティーをさらに究める時だと思うのです。皆様からの叱咤激励も引き続きお願いいたします。

末筆ではありますが、皆様にとっても仲間たちにとっても笑顔が絶えない1年でありますよう、心からお祈りいたします。

平成28年元旦 院長 金平永二

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サイクリング始めました。

医療情報管理課の吉田です。
43歳を過ぎたあたりから急に高血圧に罹患(その前から脂肪肝を指摘)、さらに今年の職員健診で高コレステロールを指摘され、とうとう薬剤投与を受けることと相成りました。

このままではますます薬の量が増えてしまうのではないか?何かしないとまずい!と考えました。春と秋はハイキングをやっている。夏にも何かやりたいな。水泳は?泳げない。夏のハイキングやマラソンは自殺行為。ジムは経済的理由でボツ。消去法でサイクリングが残り、ボロボロの自転車でまず自宅から東松山の森林公園(約片道33km)まで行ってみることにしました。

行きは森林公園付近を除いては快調(森林公園付近は気がつきにくい程度のゆるやかな登り。帰路にいやに楽な為、気づく)でしたが、帰り道の中程から臀部痛との戦いが始まりました。何とか帰宅して体重計に乗ったら1kgちょい減っていました。

これを励みに夏のサイクリングを続けました。ただ走っているだけではつまらない(暑さがはんぱじゃない)ので、ご褒美に途中大盛りランチを食べられるお店までのサイクリングプランで続けました。量の多さを誤って気持ち悪くなることもありましたが、いい思い出として、また自分の胃袋の年齢を知ることもできました。現在は70km乗っても臀部痛はなくなりました。

そして先日採血したところ、コレステロールだけでなく肝機能も改善していました。自分にとってはいいことずくめのサイクリングでした。これからの季節は北風に負けてしまいますので、ウォーキングや低山歩きをして体力維持、健康管理をしていきたいと思います。

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患者さんの目線で

こんにちは。放射線技術科の海老原です。
今日はネットで見た記事についてお話ししたいと思います。
怪談家の稲川淳二さんは冬には一体何をしているのか、本人に聞いてみたという内容でした。心霊スポット探訪して怪談のネタ探ししたり、もともとの仕事である工業デザイナーとしてコンペの審査員などをしているそうです。

工業デザイナーとしての稲川さんは人の作品をけなすことが一番つらいそうですが、あの新国立競技場については怒っているそうです。競技場全体のスケッチは素晴らしいけれど、空から見たものばかり。競技場を誰が空からみるのか?競技場は下から見上げるものですよと話されていました。

すごく当たり前のことですが、なるほど!と思いました。実際に使う人の目線を考えないと、相手に喜んでもらえるようないい物はできないですね。医療でも同じことが言えそうです。私たちも常に患者さんの目線に立って、日々の仕事をしていくことが大切だと思いました。

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獏之浪語(12)「むかついた!と思ったら」

久保田事務長から紹介がありました、「最新医療でがんに挑む名医15人」のひとりに選ばれた人間とは裏腹な話です。今日は自分がいかに不完全で感情に流される人間かということを吐露します。
まず今日の英語ですが、「aware」です。アウェア。あまり知らないですかね。きづくっていう意味です。たとえば、「きみが悲しいって気づいてるよ」は「I am aware that you are sad」です。またあとで登場しますからね。Aware.

さて、今日は誰と目が合うかな~。あ。花ちゃん(医療連携課の花田さん)。よろしくね。え~、花ちゃんの知らないおっさんを私が連れてきたとします。二人を前に私がこう言います。「おっさん、ここに千円札10枚あります。好きなように分配して、花ちゃんと分けてください。おっさん9枚、花ちゃん1枚でもいいですし、おっさん3枚、花ちゃん7枚でもいいですよ。ただし花ちゃんはその分配方法に対してOKといって受け取ってもいいし、Noと言ってもいい。花ちゃんがNoと言った場合は、この分配はチャラになって10枚とも私にもどさなきゃいけない。。。。。さあ、花ちゃん、ここでもしおっさんが9枚、花ちゃん1枚やって言ったらどうしますか。受け取りますか、それともNo?」
花ちゃん、ちょっと考えて「そんな不公平なの嫌です。受け取りません。Noです。」(みんな自分だったらどうしようかって考えてる感じで、ざわざわ)

花ちゃん、ありがとう。そうですよね。ずるいですよね。おっさん、自分だけ9枚もらうなんて。カーネマンという心理学者の実験なんですが、この実験を受けたほとんどの人が不公平感を抱いて、「No」って言うんだそうです。でもね、帰り道で冷静になって考えてみると、ただで1000円もらえたチャンスを失ってしまったことに気付くんですね。つまりカーネマンは、人間はみな感情によって冷静な判断ができなくなってしまい、間違った選択をしてしまう可能性があるってことを証明したのです。彼はこのような心理学分析を多く行って2002年にノーベル賞をもらいました。

私の話ですが、こないだ若い外科医の手術トレーニングコースに行ってきました。いくつかのグループに分かれて実験内視鏡手術を行うのですが、朝から雨降って嫌な天気で、しかも疲れた体で休みの日、一日潰れるの嫌だな~と思いながらの参加でした。最初からあまりいい感じじゃなかったんですね。で、ひとつのチームがですね、私のアドバイスをちっとも聞かないんですよ。「あの…そこは鉗子をもっと左側に展開して、、、、」と言おうとしても、「あ~はいはい。さっき左側にやったけど、きついんで、このままでいいです。」とか。かぶせてきて、聞く耳を持たない。私はむかっときて「もうこんなチーム教えてやるもんか」と思いました。そしてほかのチームばかりを教えることにしたのです。一日そうやって働いて、帰りの電車の中で、実は私は落ち込み始めました。

若手外科医の指導はとても大事なこと。自分が教えてもらったことや長年やってきた経験を彼らにわかりやすく解説して、わたしより短い時間で習得してもらう。こんなにやりがいのあることはない。私はそうやって多くの人に宣言し、その教育の姿勢をみんなから評価されてきたのに、、、、。なのにちょっとした感情が原因で、教育を放棄してしまうなんて。何と浅はかな行為をしてしまったのだろうと。めちゃ後味が悪かったのです。カーネマンの実験で、もらえたはずの1000円のことを思って、感情で判断してしまった自分を後悔するのと同じ。いやもちろんそれ以上の後悔でした。

どうしたらいいんでしょう。カーネマンの実験の罠にはまらないためには、一度自分の置かれている状況を声に出して言ってみるとよいと言われています。あるいはヒトに相談するとか。または文字で書いてみるとか。トレーニングコースでむかついたとき、一呼吸おいて椅子にでも座り、そのときの状況を声に出して独り言を言ってみたら違ったかもしれません。あるいはほかのインストラクターに愚痴って共有し、アドバイスをもらったらよかったのかもしれません。そうやって自分の状況をクールに表現して、あるいはひとから言ってもらって冷静に認識すること。これを自己認識法というそうです。英語ではself awarenessといいます。Awareは冒頭に出した英語です。自己認識とは自分に気づくことなんです。もし皆さんも今週のどこかで、むかつくことがあったら、是非一回ためしてみてください。そして効果があったら、毎回続けて、カーネマンの実験にひっかからないようなひとになってください。わたしもがんばりますよ。じゃあ今週もよろしくお願いします。

院長 金平永二 記載

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