クリスマスイブ

こんにちは。訪問看護ステーションこころに勤務しております、寺田と申します。

今日から12月ということで、子供たちにとっては冬休み、クリスマス、お正月と楽しみなことがたくさんありますね。一方大人にとっては、出費も多く、大掃除もしなくてはいけないので、なにかと気ぜわしい季節です。

12月のイベントといえば、やはりクリスマスでしょうか。私も最近知ったまめ知識をご紹介します。

一般的にクリスマスイブとはクリスマスの前日あるいは前夜祭と思われていますが、本来はクリスマスの夜(イブニング)からきているそうです。ではなぜ24日の夜がイブと呼ばれるかというと、ユダヤ暦では日没後が一日の始まりとされていたので、24日の日没から25日の日没までがクリスマスになるのだそうです。なので25日の夜はもうクリスマスではないのです。

私も”イブ”は前日という意味だと思っていたので、先日も娘と「23日はイブイブだね」と話したばかりです。娘は”おととい”のことを”イブイブ”というのを流行らせようかなーと得意げに話していましたので、本来の意味を知ったらがっかりするかもしれませんね。

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健康ふれあいデイを開催しました。

こんにちは、副院長の藤岡です。
毎年恒例の健康ふれあいデイ。今年もたくさんの方に遊びにきていただきました。

まずは血圧や握力、柔軟度などの体力測定を行います。豆をお箸でつかむテストでは、みなさんの笑い声が響いていました。

毎年人気の血管年齢測定や骨密度測定に加えて、今年は肺年齢の測定コーナーもありました。手術体験コーナーでは外科の医師たちがトレーニングに使う器具を使って、腹腔鏡手術の模擬体験をしていただきました。

4月に誕生したリハビリ科は「健康体操」コーナーを担当してくれました。簡単なストレッチや体操で、肩こりや腰痛の予防効果があります。ぜひ生活の中に取り入れたいですね。

そしてなんと言っても目玉は金平院長の講演です。オヤジギャグも挟みながら、胃や大腸を残しながら患部だけを切除する「臓器温存手術」にかけてきた院長の道のりを紹介してくれました。この講演はYouTubeでもご覧いただけます。

職員もたくさん参加して、それぞれに地域のみなさんとの交流を楽しむことができました。私も病院へのお褒めの言葉をたくさんいただいて、とても嬉しくなりました。メディカルトピアでは、他にもさまざまなイベントを予定しています。ぜひ多くのみなさんに遊びに来ていただきたいと思います。

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褒められると嬉しい、褒めると楽しい。

こんにちは、副院長の藤岡です。
最近”褒める”ことの効用が注目されています。褒められるといい気分になりますし、もっと頑張ろうと思わぬ力が出ることがあります。また褒めた方もポジティブな気持ちになります。褒めるためには、お互いをよく観察しリスペクトする必要がありますから、人間関係も深くなりますね。

メディカルトピアには、お互いのいいところを認めあい、褒めあう文化があります。
それを形にしたのが「ピアーチェ(イタリア語で”喜ばせる”)プロジェクト」。患者さんに素敵な笑顔で接していた。チームに役立つ素晴らしい提案をしてくれた。困ってる仲間をうまくサポートした。などなど、ナイス!な行動をした仲間に、感謝のカードを贈ります。

誰からもらったか分からない仕組みですが、自分の行動を認めてくれた人がいることで、心がほっこりとします。私も何枚かいただきましたが、デスクにおいて何度も見返してニンマリしています。

先日カードの数が多かった職員9名に、ピアーチェバッジが贈られました。名札にこの金のバッジがついてる職員を見かけたら、あなたもハッピーになれるかも!

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リストランテ・メディカルトピア

こんにちは、臨床栄養科の北村です。
今日は臨床栄養科のご紹介をしたいと思います。

臨床栄養科は病院栄養士と委託給食会社(馬渕商事)のスタッフで構成されています。厨房は2階にあり、病院で提供する食事は全てここで作っています。安全で安心な食事を提供するために、毎日衛生管理を徹底しています。

食事は温冷配膳車で病棟へ運びます。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで提供できるように温度管理に気を付けています。入院中の患者さんにも季節を感じていただけるようなメニューも考えています。7月は海の日に夏野菜のスパゲティ、8月は夏バテ予防にアナゴちらしをお出ししました。

ちなみに病院で扱っているお米は新潟産のコシヒカリです。週に2~3回新潟からお米が届きます。ご飯はふっくらとつやがよく、お粥は重湯にもお米の香りがしっかり移っていておいしいと、患者さんからの評判もとてもいいです。

また院内で行われる健康講座などで、食事や栄養について話す機会もあります。先日は地域のみなさんの集まりにお招きいただいて、「壮年期の栄養摂取」についてお話しさせていただきました。

食事は入院中の患者さんにとって一番の楽しみともいいます。これからもみなさんに喜んでいただけるように、スタッフみんなで頑張って行こうと思います。


           (7月のメニュー 夏野菜スパゲティ)


           (8月のメニュー アナゴちらし)

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真夏の永平寺にて

こんにちは、外科の亀井です

今日は、先日福井で行われたreduced port surgery forumという学会について報告したいと思います。この学会では、腹腔鏡下手術の中でも、さらに傷の大きさや数を少なくして患者さんの体の負担を減らそうという最先端の技術が語られました。

このテーマはまさに私たちの病院の外科で日々取り組んでいることであり、今回は外科医師4人で参加しました。金平院長の胃粘膜下腫瘍に関するランチョンセミナーをはじめ、それぞれに胃内手術やヘルニア修復術の報告をして参りました。

学会の後、私たちが向かったのは福井名物ソースかつ丼、ではなく、福井名物笏谷そば、でもなく、山の上にある厳かな禅の修行の場、永平寺でした。樹齢何百年という杉の木に囲まれて、蝉の声をききながら、ときおり涼しい風が通る木造のお堂を歩き、病院に関わる人すべての健康をお祈りしてきました。

そして最後には座禅も行ってきました。薄暗い神聖な畳のお堂の中で静かに自分の呼吸と向き合って、4人とも煩悩が抜けたようです。

(写真は、同行した、沖縄で腹腔鏡下手術をくりひろげる稲嶺進先生によるものです。)

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医療安全管理者養成研修を受講して

手術看護科の関口です。
私は患者安全委員会のリスクマネージャーとして、病院のさまざまな場所で患者さんの安全をお守りする活動をしています。このたび、さらに高い知識やスキルを勉強したいと考え、医療安全管理者養成研修会に参加してきました。

医療安全元年と言われる1999年。この年には、横浜市大病院の患者取り違え事故と都立広尾病院の消毒薬誤注入という2つの大きな医療事故がありました。この後日本の医療界では、患者さんの安全を守る取り組みが始まりました。この15年の間に、患者さん取り違えや薬の間違いなどのエラーを防ぐ仕組みが、多くの病院で取り入れられてきました。

私はその前の年から看護師として働きはじめ、病棟はもちろん、外来や内視鏡、手術室と多くの現場でさまざまな経験をしてきました。そして、その経験の数だけ様々な失敗やミスも体験してきました。その都度辛い思いや悔しい思いをしながら、「二度と繰り返さない」ことを目標に、知識を吸収して視野を広げてきたつもりです。

今はリスクマネージャーとして各部署を回っていますが、私の経験や知識、さらに今回の研修で学んだことを、スタッフの皆さんにお伝えしていきたいと思います。また逆にみなさんの不安や疑問を聞かせていただきながら、安全な医療を一緒に創って行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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決戦!ほめる野球vsヤジ野球

こんにちは、放射線技術科の佐藤と申します。

僕は少年野球のコーチをしています。下は小学校1年生から上は6年生まで、約30名の部員がいます。勝ったり負けたりで、最近は少し勝てるようになって来ました。この間、すごく小さい大会ですが、準優勝する事が出来ました。その試合では有りませんが、印象に残った試合を紹介します。

チームの名前は藤心ジャガーズ。当時のジャガーズはあまり強くなく、弱小チームでした。対する相手(以下:Bチーム)はそこそこ強くて、ジャガーズが勝てる自信はほとんど有りませんでした。Bチームの特徴は、言葉が悪いのですが、汚い試合をします。相手チームにヤジを飛ばすのです。

「相手のピッチャーしょぼいよ!」「ストライク入らないよ!」「バッター打てないよ!」などバンバン言ってきます。ジャガーズのコーチや父兄はもう頭に血が上っています。Bチームの戦略にまんまとはまってしまいました。ジャガーズの子供達も頭に来ていますが、決して言い返しません。それは鬼より怖い監督から、ヤジは禁止されているからです。

その代わりにジャガーズでは仲間を誉め、激励します。例えば、自分のチームのピッチャーが三振を取ると「バッターしょぼいよ」とは言わないで、「ナイスピッチング!」「今のボールいいねぇ!」、相手チームがエラーしても「ナイスバッティング!」「足早いねぇ!」など相手をけなさないで、味方を誉めます。「ほめる野球VSヤジ野球」の対決が始まりました。

ジャガーズは弱いけど伸び伸びと、Bチームは強いけどガチガチ。と言うのもBチームは仲間にも、エラーをすると貶します。Bチームはエラーしない様にするため、動きが悪くなっていました。試合内容はファーボールが多いし、エラーも多い、まさに泥試合になりました。

結果は8対7でジャガーズの勝ち。僕は「あんな汚い野球をやるから負けるんだ。」「ざまーみろ!」と思い、勝ったにも関わらず、あんまり良い気分ではありませんでした。その時、ジャガーズの一人の6年生が来て、
「コーチ。相手のチームは野球が楽しくなさそうで、かわいそうだ。」と言いました。この子は相手がかわいそうと思えるんだ。僕は「ざまーみろ!」と思った気持ちを恥じました。恐るべし6年生!!そして僕は聞きました。
「ジャガーズは楽しいか?」
「うん。楽しい!!」
僕はめちゃくちゃその子を誉めてあげました。そして初めてこの試合に勝って良かった、この子達の、ジャガーズの野球が勝って良かったと感じました。そして、相手チームも楽しい野球が出来ればいいなぁと思えました。

子供達は素直です。叱られると泣くしいじける、悔しくても泣く。バカにされれば、けんかもする。そして誉められたり、激励されるとすごく頑張る。僕は十分に大人だし、十分におっさんです。それでも小学生の子供達から教わることが多々有ります。がんばる姿を見ていると頭が下がります。恐るべし小学生!!

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あなたの仕事への取り組み方が分かります?!

こんにちは。入院看護科の貝沼と申します。
今日はみなさんに、簡単な心理テストを楽しんでいただこうと思います。

あなたの目の前に、筋肉モリモリの男性がいて綱引きをしています。
このロープの先には何があると思いますか?4つから選んで下さい。
1、 鳥
2、 車
3、 二匹の豚
4、 実のついた大木

みなさんいかがですか?
このテストでは、綱引き=仕事での緊張感、つまりどれだけ仕事に対して向き合っているかが分かり、仕事を成功するための注意点が分かります。

1の鳥は自由を表すので、これを選んだ方は遊び始めると全く仕事が手につかなくなることがあります。遊びの前に、まずは仕事をすませましょう。
2の車など無機質なものは仕事を表します。これを選んだ方はいつも仕事に真面目に向き合い、堅実に仕事をこなします。
3の二匹の豚に引っ張られている状態は、現在のバランスの悪さを示します。もう一度全体を眺めてみた方がいいでしょう。
4の実のある大木は明るい未来の象徴です。これを選んだ方は、今後成功をつかむでしょう。

全く根拠のないお遊びですが、たまにこういう遊びをきっかけに自分の現状を見つめて、考えてみるのもいいと思います。

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パリでもらった聖火

ゲルハルトと大上先生の遺志を受け継ぐためにも、胃内手術を進化させ続けなければならない。症例数でも世界トップを維持しなければならない。そして日本だけでなく世界で評価されなければならない。

そんな思いを込めてパリで発表した単孔式胃内手術。舞台は第14回世界内視鏡外科学会。あっと言う間の15分だった。上々の出来栄えだった。会場の先生方の表情からもそれが伺える。単孔式内視鏡手術では世界をリードしている司会のGivanni Dapri教授からも具体的で専門的な質問を受け、的確に答えられた。大満足。これで意気揚々帰国できると思った。しかし世界はそう甘くなかった。

ミラノがんセンター病院外科教授、Antonello Forgioni。私が胃内手術を単孔式に進化させたのとは別の方向で進化させていた。何と胃内視鏡で見ながら、2㎜の鉗子2本で同じ手術をやってのけたのだ。

彼のビデオで私の心拍数は跳ね上がり、気が付くと手に汗を握っていた。やっぱり世界はでっかい。自惚れていた自分が恥ずかしい。パリで燃え上がった心の炎を、消えないように日本まで運んできた。まだまだこれからだ。

院長 金平 記

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災害医療セミナーに参加して

こんにちは!手術看護科の工藤です。

突然ですが、皆さん!今大きな災害が起こったら、スムーズに対応することができますか?また、何をすればいいかわかりますか?

私は病院の災害対策委員会に所属しています。私が働いている手術室では、手術中に地震が起こったら、あるいは火災が起こったら、というテーマで繰り返し訓練を実施しています。そんな私ですが、実際の災害時にちゃんと動けるか不安があります。

きちんと勉強することで不安を解消したいと考え、今回日本集団災害医学会の災害医療セミナーに参加してきました。

セミナーには看護師以外にも、救急救命士さんなどたくさんの方が参加していました。まず座学を1時間程度行い、災害医療の基礎的な知識や傷病者の重症度を短時間で判断する”トリアージ”の方法を勉強しました。

勉強のあとはトリアージの実地訓練でした。2人1組で行うのですが、ペアを組んだのは初対面の救命士さんで、口数が少なく、第一段階のコミニケーションが図れず・・・「協力性がない」とか、「もっと仲良くしてください!」とインストラクターの方に注意されながらも、なんとか訓練を終えました。

トリアージは本当に難しく、大変でした。しかし大災害時には絶対に必要なことですので、ぜひ当院でも講習会を開けたらいいなと思いました。

私はこの病院のスタッフの皆さんがとっても大好きです!!なので災害時に誰一人悲しむ人が出てほしくありません。災害対策の活動を通して、安全で安心して働ける職場をつくっていけたらいいなと野心を燃やしています。

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